挫折の原因は??
長い英会話学習生活の中で、
様々なタイプの人達に出会ってきました。
基本的に英会話スクールには上級者はほぼいませんので、
初級者と中級者が混在しているんですね。
初級と中級と言っても、2段階のレベルに分けられるはずもなく、
人によって差が大きいんです。
例えるなら
幼稚園児と高校生くらい差があるんですよ。
仮に、まったく話せない人を「初級の下」とします。
この「初級の下」が「初級の上」になる事が最も難しいと思います。
そして、この段階が最も挫折する期間なんです。
本当にたくさんの人が初級から抜け出せず、
数か月~数年でやめていくのが現実です。
あと1か月、あと1年がんばったら、
話せるかもしれないし、
話せないかもしれない。
このゴールなき言語学習の世界に疲れてしまうんだと思います。
しかし、それを乗り越え中級になってさえしまえば、
意外と英会話って続くんですよね。
中級あたりになると、
英会話の楽しさを知っていたり、
目的が明確だったりと
各々が何かをつかんでいるわけです。
では、初級者が挫折してしまう原因は何なんでしょうか?
人それぞれだとは思いますが、
原因はこんな感じでしょうか?
・やる意味を見出せなくなったから
・なかなか覚えられないから
・習得までにめちゃめちゃ時間がかかるから
・勉強量に対して成長を感じられないから
・そもそも長い時間勉強ができない
・英語を学んだところで普段に生かせないから
私にも挫折した時期がありました。
英語を学び始めて4~5年たったところで、
そこから6年ほど中断した期間があるんです。
初級の上くらいだったんじゃないかと思います。
全然話せないままだし、やれる気がしなかったんです。
勉強したところで話せるようにならなかったら、今までの時間は何だったんだろうか?
これ以上無駄な時間を英会話に費やしても良いものだろうか?
そんな風にさえ感じていました。
きっかけは単純に
転職したからなんです。
外国人の方と接する機会のある仕事についたんです。
多くの外国人の方に接するようになるとわかるんですが、
カタコトでも頑張って英語を話そうとする日本人を気にいってくれるんですよ。
この時、はじめて
膨大な学習時間は無駄ではなかった
と感じる事ができた気がします。
学習と実践のバランス。
大事な事ですね。
0コメント